十代の文通の安全:アプリ選びとやりとりのヒント
十代の文通では、利用年齢や個人情報の扱い、ブロックと通報の機能を確認し、会話はアプリの中で続けましょう。写真、お金、秘密、直接会うことを求められたら、返信をやめて信頼できる大人に相談してください。どのアプリでも危険をすべてなくすことはできず、親しくなっても返信や写真で信頼を証明する必要はありません。
最初に伝えないほうがいい情報
ニックネームを使い、音楽、本、ゲーム、勉強中の言語から話してみましょう。「動物の絵を描くのが好きです。どんな絵を描きますか?」なら、自分の居場所を教えずに会話が始められます。
最初の手紙やチャット、プロフィールには、次の情報を入れないようにしましょう。絵や写真の背景にも気を配ってください。制服の校章や通学路の看板から、思った以上のことが伝わる場合があります。
- 本名と正確な生年月日。
- 学校名、学年やクラス、制服、時間割。
- 自宅の住所、詳しい居場所、いつも行く場所や通学路。
- 電話番号、メールアドレス、SNSのアカウント。
- 自分や友だち、家族が写った写真。特に私的な写真は送らないでください。
こんな頼みごとには気をつけて
好きな作品が同じでも、話しやすくても、相手が名乗る人物だと確認できたわけではありません。何を求めるか、断ったときにどう反応するかを見てください。一度でも不安な頼みごとがあれば、やりとりをやめて構いません。
- 「こっちのほうが便利」と、LINE、別のSNS、非公開アカウントやビデオ通話へ移ろうとする。
- 写真、特に私的な写真を求める。写真のお礼に何かをあげると言う。
- 急いでいる、困っているなどの理由で、お金、ギフトカード、支払い情報を求める。
- 「親には言わないで」と、二人だけの秘密にしようとする。
- 有名人やその知り合いを名乗る。好きなアーティストに紹介できると言う。
- 急に特別な関係だと言い、「信じているならやって」と褒め言葉から要求に変わる。
- 学校名、住所、帰り道を聞く。断っても繰り返し聞き出そうとする。
- 直接会おうとしたり、訪ねる約束を求めたりする。新しいペンパルとの交流はアプリ内にとどめましょう。
何かおかしいと感じたら
「このアプリでだけ話します」「写真は送りません」と伝えてもいいし、最後のあいさつをせずにやめても構いません。
すでに返信した、何か送った、秘密にすると約束した場合も、助けを求めて大丈夫です。相談することは悪いことではありません。「ネットで不安になるお願いをされた。一緒に考えてくれる?」と話してみましょう。最初に話した大人が助けてくれなければ、別の信頼できる大人に相談してください。
- 返信をやめる。頼みごとを終わらせるために、お金、写真、個人情報を送らないでください。
- アプリの機能でブロックする。そのアプリ内で連絡を続けられないようにします。
- 相手やメッセージを通報する。「学校を聞かれ、親には秘密にするよう言われた」など、起きたことを伝えましょう。
- 保護者、先生など、安心して話せる大人に相談する。一緒に通報機能を探してもらっても大丈夫です。
保護者へ:相談しやすい話し方を
「どんな話を書くのが楽しい?」と、まず関心を持って聞いてみてください。そのあとで「別のアプリへ移ろうと言われたらどうする?」と一緒に考えましょう。問題が起きる前に、公開範囲の設定とブロック・通報の場所を確認しておくと役立ちます。
新しい友だちとはアプリ内で話し、連絡先を教えたり直接会ったりしないと決めておきましょう。趣味についての普通の会話は楽しめるようにし、無害なメッセージまで全部見せる負担をかけないことも大切です。「困ったら話してね。助けを求めたことで叱ったりしない」とはっきり伝えてください。
- 利用できる最低年齢と、新しい相手との交流で10代と大人が分かれているかを確認する。招待リンクや友だちコードの例外も読む。
- 初めての相手に何が表示されるか、プロフィール写真も含めて確認する。生年月日、連絡先、詳しい居場所を守る設定があるかを見る。
- ブロックと通報を見つけやすいか、通報後に何が起きるか説明があるかを確認する。
- 10代の詳しい位置、学校、日々の移動を公開するアプリは避ける。メッセージだけでなくプロフィールも確認する。
Sea Palsの仕組みと知っておきたいこと
Sea Palsの海は二つあり、13〜17歳は新しい10代の相手とだけ、18歳以上は新しい大人の相手とだけ出会います。入力した生年月日で海が決まり、国ごとの最低年齢も適用されます。ただし、入力した生年月日は年齢の証明ではありません。リンクやコードで追加した友だちは年齢区分の制限を受けないので、招待はすでに知っている人とだけ共有しましょう。
初めての相手に、生年月日、詳しい居場所、オンライン状態、ユーザー名は表示しません。どんな人と出会いたいかは誰にも公開しません。知らない相手へ送る文章はルールに基づくフィルターで確認され、手紙にはリンク、SNSのアカウント、電話番号を入れられません。
手紙で出会った人とのチャットで写真を送るには、お互いに2文字以上のテキストメッセージを5件ずつ送り、受け取る人がその相手の写真を許可する必要があります。許可はあとで取り消せます。プロフィール写真は別で、お互いの手紙が開いている間、相手が新しい人の写真を許可していれば自分の写真が表示されることがあります。絵や写真は文章のフィルターでは確認されません。
相手のカードやチャットからブロック・通報ができ、友だちのチャットでは通知をミュートできます。こうした機能を使いながら、会話はアプリ内にとどめ、不安なことがあれば信頼できる大人に相談してください。